トレブリンカの地獄
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トレブリンカの地獄 ワシーリー・グロスマン前期作品集
ワシーリー・グロスマン/〔著〕 赤尾光春/訳 中村唯史/訳
出版社名 みすず書房
出版年月 2017年5月
頁数・縦 384P 20cm
極限状況下で人々はどのようにふるまったのか。自由や優しさや善良さとは何なのか。
第二次世界大戦の終結前後までに執筆あるいは構想されたルポルタージュ・小説・戯曲を収載する。
独ソ戦末期に赤軍記者としてナチの絶滅収容所を報じた「トレブリンカの地獄」。
母を虐殺された故郷ウクライナを舞台に、ホロコーストがテーマの世界最初の作品となった傑作小説「老教師」。
男まさりの女性政治局員がユダヤ人集落で出産する日々をユーモラスに描いた出世作「ベルディーチェフの町で」。
行きずりの情事を経験した兵士の二日間「女」。
革命が空洞化し官僚主義がはびこるにつれ、過去と同じことを繰り返す人間の業を目にして、歴史は進歩するのか循環するのかと主人公が問う戯曲「ピタゴラスを信じるなら」。
人はそれぞれが歴史を生きている。その希望や幻滅、想いを、死ぬまで表現しつづけた文学の軌跡は、『システィーナの聖母ワシーリー・グロスマン後期作品集』(齋藤紘一訳)へとつながっていく。
グロスマンは社会主義国家建設に参加し、そのために努力しながら、やがて次第にスターリン体制批判へと転じていった。
目次
1 ルポルタージュ(ユダヤ人のいないウクライナ
トレブリンカの地獄)
2 短篇小説(ベルディーチェフの町で
女
若い女と老いた女
チェーホフの眼で
生
老教師)
3 戯曲(ピタゴラス派を信じるなら)
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