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通勤電車で読む詩集
¥726
『通勤電車で読む詩集』は小池昌代編纂のアンソロジー。宮沢賢治からパウル・ツェラン、高橋睦郎、金時鐘、エミリー・ディキンソンまで多彩なラインナップです。 朝、昼、夜の3部にわかれており、電車に乗っている時間にあわせてあるのも嬉しい。 この本を読んで電車を降りる頃には、心も荷物も少し軽く感じられているから、すごい。 (ルリユール書店) ------ 『通勤電車で読む詩集』 小池昌代編著 NHK出版 2009年に刊行されたロングセラーです。
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目に見えぬ詩集
¥2,860
美篶堂の製本職人が一冊ずつ手製本で仕上げています。 本文書体は谷川俊太郎の詩のために、書体設計士の鳥海修によって作られたオリジナルのものが使用されています。 本の隅々まで眺めたくなる、美しい本です。 (ルリユール書店) 谷川俊太郎・詩、沙羅・木版画、美篶堂・編 製本 Book&Design刊 2022年10月
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瞬間
¥1,540
2002年のノーベル文学賞受賞後、初めて発表された詩集。自分自身と世界とを、詩によってつなげ認識する、そしてその詩が美しいという、詩集を読む魅力を感じさせる一冊です。 (ルリユール書店) ------ 『瞬間』 ヴィスワヴァ・シンボルスカ 著 沼野充義 訳 未知谷 2022年
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死者の贈り物
¥1,980
ロングセラー『一日の終わりの詩集』に続く詩集。この詩集『死者の贈り物』は、「いずれも、親しかったものの記憶にささげる詩として書かれた。親しかった場所。親しかった時間。親しかった人。近しかったが相識ることはなかった人。親しかった樹。親しかった猫。親しかった習慣。親しかった思念。親しかった旋律。親しかった書物。」(あとがきより) 「誰もが人生を目的と考える。ところが、/世界は誰にも、人生を手段として投げかえす。/彼女は思う。人生は目的でも、手段でもない。/ここから、そこへゆくまでの、途中にすぎない。」(「ノーウェア。ノーウェア」の一節) 読後にふしぎな明るさをのこす、あたたかな悲しみと静けさと透明な思念にみちた詩篇/無言歌20編。 (出版社より) ------ 『死者の贈り物』 長田弘 みすず書房 2003年