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アルテリ 18号
¥1,320
2024年8月 橙書店発行 こんばんは。アルテリの最新号が届きました。 18号となる今号も様々な書き手と作品が集まった雑誌となっています。 石牟礼道子さんと渡辺京二さんの作品も掲載されています。 それぞれの書き手の文章や詩や絵に触れると、心や体の色々な通り道から静かな力をもらうように感じます。 巻末には熊本のイベントで開催された、発行人の橙書店の田尻久子さんと作家の武田砂鉄さんの対談が掲載されていて、そちらも読み応えがあります。 (ルリユール書店)
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苦海浄土 全三部
¥4,620
石牟礼道子 著 [新版あとがき]石牟礼道子 [解説]赤坂真理・池澤夏樹・加藤登紀子・鎌田慧・中村桂子・原田正純・渡辺京二 四六上製 1144頁 ISBN-13: 9784865780833 刊行日: 2016/8 全三部作がこの一巻に! 『苦海浄土』は、「水俣病」患者への聞き書きでも、ルポルタージュでもない。患者とその家族の、そして海と土とともに生きてきた不知火の民衆の、魂の言葉を描ききった文学として、“近代”なるものの喉元に突きつけられた言葉の刃である。半世紀の歳月をかけて『全集』発刊時に完結した三部作(苦海浄土/神々の村/天の魚)を全一巻で読み通せる完全版。 目次 第一部 苦海浄土 第一章 椿の海 第二章 不知火海沿岸漁民 第三章 ゆき女きき書 第四章 天の魚 第五章 地の魚 第六章 とんとん村 第七章 昭和四十三年 〔資料〕紛争調停案「契約書」(昭和三十四年十二月三十日) 第二部 神々の村 第一章 葦 舟 第二章 神々の村 第三章 ひとのこの世はながくして 第四章 花ぐるま 第五章 人間の絆 第六章 実る子 第三部 天の魚 序詩 第一章 死都の雪 第二章 舟非人 第三章 鳩 第四章 花非人 第五章 潮の日録 第六章 みやこに春はめぐれども 第七章 供護者たち あとがき――全集版完結に際して あとがき――『神々の村』刊行に際して あとがき [解説] 驚くべき本 赤坂真理(作家) 重層的な“ものがたり” 池澤夏樹(作家) 深々と命を生きる 加藤登紀子(歌手) 水俣を抱きしめて 鎌田 慧(ルポライター) 生き方の純度と魂の香りを壊さぬ文明を求めて 中村桂子(生命誌研究者) 「現代医療の原点」というべき作品 原田正純(医師) 巨大な交響楽 渡辺京二(評論家) 関連情報 ◎一九六九年、熊本において「水俣病を告発する会」が発足した。代表になっていただいた高校教師本田啓吉先生がおっしゃった言葉を今に忘れない。 「我々は一切のイデオロギーを抜きにして、ただ、義によって助太刀致します」 この時、義という言葉は字面の観念ではなく、生きながら殺されかかっている人々に対する捨て身の義士的行為を意味した。それは、当時高度成長を目指して浮わついていた拝金主義国家に対して、真っ向から挑戦した言葉でもあった。 ◎拙いこの三部作は、我が民族が受けた希有の受難史を少しばかり綴った書と受け止められるかも知れない。間違いではないが、私が描きたかったのは、海浜の民の生き方の純度と馥郁たる魂の香りである。生き残りのごく少数の人達と、今でもおつき合いをさせていただいている。まるで上古の牧歌の中に生きていた人々と出会うような感じである。
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春の城
¥5,060
島原の乱を描いた石牟礼道子の長編小説。戦だけでなく、そこまでに至る登場人物たちの穏やかな日常もまた小説の魅力であり、大きな主題であります。原城に籠城してからも力強い筆致で、戦を描き切っています。著者の代表作の一つです。 石牟礼道子 著 出版社:藤原書店
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不知火
¥2,420