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空想旅行案内人 ジャン=ミッシェル・フォロン
¥3,080
柴原聡子(編集) 発行:ブルーシープ A4変形判 256ページ 並製 さあ、空想の旅へ―― 本書は、20世紀後半のベルギーを代表するアーティスト、ジャン=ミッシェル・フォロン(Jean-Michel Folon, 1934-2005)の日本では30年ぶりとなる展覧会の図録です。 初期のドローイングから水彩画、版画、ポスター、そして晩年の立体作品までを網羅し、フォロンの描く鳥やリトル・ハット・マンといったシンボルとともに紹介します。インクや墨による軽妙な線はユーモアとぬくもりが漂い、溶け合うような色彩のグラデーションは美しい。フォロンの丁寧な観察や思考が垣間見える数々の作品は、私たちの感覚をやさしく解き放ち、時空を超えた空想の旅へと連れ出してくれます。 幻想的で詩情あふれる作品は美しいだけではありません。環境破壊や人権問題などに静かな抗議を行ったフォロンのメッセージも込められました。デジタル化やパンデミック、戦争など、人間が大きな課題と向き合わなければならない現代にこそ、フォロンの芸術は強く心に響きます。フォロンとの空想旅行を経て、私たちは地平線の向こうにどんな景色を見出すのでしょうか。 (出版社ホームページより)
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TRANSIT 64号 新しい風吹くフランスへ
¥1,980
いつの時代も美しく、鮮やかに世界を牽引しつづける国、フランス。花の都パリを一歩出ると、大西洋や地中海といった海、アルプス山脈やピレネー山脈などの山々に囲まれた多様な風景と、それぞれの土地に根付く独自の文化に出合えるのも魅力のひとつ。また近年は、さまざまなルーツをもつ人びとの躍進や、34歳で首相となったアタル氏をはじめとする若い世代の台頭が目立ち、次々に新しい文化や暮らしのかたちが生まれています。美しくておいしいものを愛し、人生を謳歌し、伝統を尊びながらも未知のことに挑戦する。そんな彼の国の人びとに会いに、新しい風吹くフランスを旅しました。 【特集企画】 21世紀フランス、ミックスルーツの才能/パリ 写真=宮本武 文=髙崎順子 コート・ダジュールの光に包まれた日々 写真= CHRISTOPHER BARRAJA 文= JEREMY BENKEMOUN(TRANSIT) シャルル・フレジェが見たフランスの伝統衣装/ブルターニュ、バスク地方、アルザス、プロヴァンス 写真= CHARLES FREGER インタビュー・文=JEREMY BENKEMOUN(TRANSIT) 美食の渓谷に吹く新しい風/リヨン、ボジョレー、ブルゴーニュ、ディジョン 写真=加治枝里子 文=佐藤桂子(TRANSIT) 日常を旅する、フランスのものづくり/リモージュ、ボルドー、バスク地方 写真=延命悠大 文=諸角優英(TRANSIT) 希望という名の街、マルセイユ/マルセイユ、カシス、ヴェルドン渓谷 写真=宮本武 文= JEREMY BENKEMOUN(TRANSIT) はじめてのフレンチアルプスへ/シャモニー 写真=加治枝里子 文=佐藤桂子(TRANSIT) 和田彩花インタビュー フランスって何だ? フランスの新世代 現代バレエ/ファッション/映画/文学/哲学/食/スポーツ フランスから生まれたもの フランス史を彩る偉人ミュージアム フランス人の環境リテラシー考 フランス現代社会を生きること 教育/ジェンダー/労働/政治/外交/移民/経済/宇宙 BOOK in BOOK キーワードで旅するフランスガイド 自然派ワイン/古城/建築/歴史街道/自然/芸術家/伝統工芸 【付録ポスター】フランスチーズ図鑑56 【連載】World View 今日の世界…オランダ/遠くへ旅するちいさな言葉…ナイジェリア/未来を拓く市民会議…エストニア/80億分の1…カナダ/海の向こうのローカル風土記…フランス 世界を知る旅に出る…東京 写真= LUCA GABINO 文=岡崎拓実 NIPPONの国立公園 瀬戸内国立公園 写真=古谷勝 文=津賀真希(TRANSIT)光を観る旅へ 軽井沢 A4変型判 204ページ 書店発売日 2024年6月13日 (出版社ホームページより)
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94歳セツの新聞ちぎり絵日記
¥2,090
シリーズ累計3万部突破!92歳から94歳までに作ったユーモア溢れる新作ちぎり絵と創作の日々を綴る日記作品集。 90歳で夫の他界を機に新聞ちぎり絵を始めた木村セツさん。 第3弾は2021~2023年1月までの2年間の日記と新作ちぎり絵を収録。一躍時の人となり、世界も大きく変わったこの2年も、セツさんは毎朝仏壇神棚に手を合わせ、ちぎり絵を作り、よく食べ、猫と遊び、まわりに感謝。94歳になっても変わらないルーティンとますますおいしそうな新聞ちぎり絵にほっとする時間が流れる日記作品集です。 著者プロフィール 木村 セツ (キムラ セツ) (著/文 | イラスト) 1929年(昭和4年)1月7日奈良県桜井市生まれ。戦争中は学徒動員で紡績工場で働く。戦後、銀行に勤めるが、家庭の事情で退職。三人の子供を育てながら、養鶏、喫茶店、農業など仕事に励む。2018年年末に夫を亡くし、2019年元旦から娘の勧めで新聞ちぎり絵を始め、才能が開花。孫がツイッターで作品を発表すると、その作品の細かさ、鮮やかさ、作品のユーモラスな可愛らしさなどがたちまち話題となり、NHK「あさイチ」ほか雑誌や新聞でも話題に。ツイッターアカウントはフォロワー数7万6千人以上(2023年2月現在)。既刊に『90歳セツの新聞ちぎり絵』『91歳セツの新聞ちぎり絵 ポストカードブック』(ともに里山社)、イラストレーターで漫画家の孫、木村いことのコラボ絵本『おてがみであいましょう』(理論社)がある。 (出版社より)
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谷川俊太郎 絵本★百貨典
¥4,400
東京で開催中の展覧会「谷川俊太郎 絵本★百貨典」の図録が入荷しました。 これまで刊行された絵本を鮮明な図版と谷川俊太郎のインタビュー、また絵本にまつわるエッセイなど、贅沢に収めています。 図版が鮮明で写真の枚数も多いので、一つの作品がたっぷり味わえます。 24歳で自費出版した写真と詩の『絵本』から、最新作『ここはおうち』まで収録。 なかなか実物を目にすることが少ないものもあり、美術館をゆっくり好きなだけ鑑賞しているような気持ちになれます。 福岡にも巡回してほしい、と切に思う1冊です。 出版社:ブルーシープ 2023年5月
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バラの国の唄がきこえる
¥3,630
ブルガリアで18歳まで育ったアーティスト、ビリャナ・ストレムスカによるブルガリア民謡の世界観を水彩画で描いた美しい本です。 アメリカで長く生活した際に出会った、ブルガリア出身のダンサーや歌手など沢山の人たちからもらったインスピレーションを水彩画で表現しています。 山間に沈む夕日の美しさや、恋人たちの睦みあう姿など、水彩画の色あいに目を奪われます。 ブルガリア民謡から伝えられる、民俗文化の神秘性や精神性を美しい絵と造本で味わえます。 製本は美篶堂による、手製本です。開きやすく、ゆったりと本を楽しめます。 (ルリユール書店) ゆめある舎 2022年3月発行 24×18×0,8cm
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空の広場 37号
¥200
清水あすかさんによる、詩と絵の季刊個人ペーパー。 表面と裏面で楽しめ、屏風のように折りたたまれているので、立てて飾ったり、額にいれて鑑賞したりと、力強く豊かな世界が広がっています。
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空の広場 36号
¥200
清水あすかさんによる、詩と絵の季刊個人ペーパー。 表面と裏面で楽しめ、屏風のように折りたたまれているので、立てて飾ったり、額にいれて鑑賞したりと、力強く豊かな世界が広がっています。