みんな自分の夢の一つ
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みんな自分の夢の一つ 鴨居羊子エッセイ・アンソロジー
ちくま文庫 か29-3
鴨居羊子/著 近代ナリコ/編
出版社名 筑摩書房
出版年月 2025年8月
「実用的なことが同時に美しいというわけにゆかんものだろうか?」。
文筆家で夢想家で反逆者。縫いあげたスキャンティにはリボンを結び、ふわふわしたあじさいや百合の花びらで埋めつくせばいい。
犬たちとの秘密のおしゃべり、日向にまどろむ猫との逢瀬、ドレスの下ではフラメンコのリズム、風変わりでゆかしい娘時代、甘酸っぱく怜悧な恋…。
ものづくりへの情熱とかなしみを抱えながら、光の一粒を掬って宝石箱にしまう日々がここに。
唯一無二の香りを放つオリジナル作品集。
目次
わたしとしごと(夕刊紙のかけ出し記者
のら犬たちが呼んでいる ほか)
のら犬 のら猫(ボケと初めて出くわした
ボケの友だち ほか)
子ども時代 娘時代(お母さんが抱いてくれた
子供服 ほか)
フラメンコ 旅 女ともだち(オーレ・フラメンコ
黄金の脚と銀の指 ほか)
下着デザイナーとして美を夢み、犬猫たちのぬくもりを撫で、お気に入りの孤独に心ときめかす--言葉の一粒一粒からきらめきがほとばしる作品集。
著者紹介
鴨居 羊子 (カモイ ヨウコ)
1925年大阪府生まれ。大阪読売新聞の記者を経て、1955年に婦人用下着のデザイナーとして独立。下着メーカー「チュニック制作室」を創立する。戦後、白く簡素な下着しかなかった時代に、カラフルなスキャンティ、ピンクのガーターベルトなど、斬新で夢のある商品を送り出し時代の寵児となる。文筆や絵画にも独特の才能をみせた。1991年逝去
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