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本のなかの少女たち

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“少女”とはなにか?自らも少女について小説に書き、愛着を感じてもきた著者が、本格的に少女という存在を考察する

―ギリシア神話、またゲーテやドストエフスキー、エミリー・ブロンテ、コクトー、フォークナー、T・ウィリアムズら欧米の文学作品、あるいは紫式部や樋口一葉、谷崎潤一郎らが描いた“少女”をとらえ直すことで見えてきた時代も国境も超越する生命力の輝き、読書の醍醐味。

プロローグ―自伝風に
ロッテ、グレートヘン『若きウェルテルの悩み』『ファウスト』ゲーテ
ダプネ、ディアナ、アンティゴネ『転身物語』オウィディウス『アンティゴネ』ソポクレス
かぐや姫、紫の上『竹取物語』『源氏物語』
菅原孝標の女、八百屋お七『更級日記』『好色五人女』西鶴
ネルリ『虐げられた人々』ドストエフスキー
ソーニャ『罪と罰』ドストエフスキー
キャサリン『嵐が丘』エミリー・ブロンテ
キャディー『響きと怒り』フォークナー
エリザベート、安寿『恐るべき子供たち』コクトー『山椒太夫』説経節
ヴァンカ、美登利『青い麦』コレット『たけくらべ』樋口一葉
ローラ『ガラスの動物園』T・ウィリアムズ
ミック『心は孤独な狩人』マッカラーズ
ムーシェット『新ムーシェット物語』ベルナノス
春琴『春琴抄』谷崎潤一郎
ナナ、ホリー『居酒屋』ゾラ『ティファニーで朝食を』T・カポーティ
ポーシア、ジュリエット『ベニスの商人』『ロミオとジュリエット』シェイクスピア
エピローグ

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