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花裂ける、廃絵逆めぐり 福山知佐子画集
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反絵、触れる、けだもののフラボン―見ることと絵画をめぐる断片。花や動物たちとの全神経細胞を震わせる共振、それら記述不可能な体験の深みに向けて言葉を酷使する。「物」を見ることの根源が執拗に生き直される、けだものの息による絵画論。
花とは何か? 花は、生けるものが世界に向けてかくも開かれてあるところ、生けるものが我を忘れているところにある。 ――ジョルジョ・アガンベン
巻頭文「花――福山知佐子の絵画のために」より
枯れゆくチューリップ、しなだれ、衰微するアネモネ…。枯れながら命を終えてゆく植物たち、そしてそこに潜む生命の循環を描いた、鉛筆による素描、水彩、銀箔膠絵。20年以上にわたり、花開き、枯れ、朽ちはてる草花を描き続けた画家の集大成。
テクスト寄稿=ジョルジョ・アガンベン、水沢勉、鵜飼哲、鈴木創士
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