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生きることに◯✖️はない
¥2,200
1978年に刊行された本の新装復刊です。 能やきものにまつわる論考などを残した在野の思想家による回想記です。 優しい語り口で大正時代に病弱な幼年時代を過ごした少年がまだゆっくりと流れていた時のなかで快復していく姿が描かれています。 死とどう向き合ってきたのかも、この本のテーマです。 吉野源三郎の『君たちはどう生きるか』が心に残ったという方にも、同じ時代を感じさせるおすすめの本です。 植田実の装画と挿絵も素晴らしいです。 (ルリユール書店) ―――――― 在野の哲学者である戸井田道三が青少年向けに書いた自伝的エッセイを44年ぶりに復刊。あらたに鷲田清一氏の解説と植田真氏のイラストを加えて生まれ変わりました。母親との死別、結核などの大病、関東大震災での朝鮮人虐殺……と、本書で取り上げられている戸井田の話は決してハッピーな内容ではありません。しかし、そんな辛い経験の中から戸井田は、「わたしが生きてきたのは、生きたというよりむしろ、ただ死ななかっただけなのだ」と思考します。そして、「生きのびているだけで、それが手柄だよ」という恩師の言葉を引き合いに出し、「生きることの意味」について語ります。そんな戸井田の言葉は、現代の若者にもきっと届くでしょう。 目次 自分と他人はとりかえられない 大事な、十四、五歳 最初のハードル 大森海岸でのこと 母の死 チイちゃんのひとこと 小学一年生のころ 母のない子の熱海 「おまえのためにびりだ」 いじめっ子のアブヨシ 田舎にあずけられて 犬を飼えない生活がある 水中に浮く変な感覚 四季のうつりかわり 父の結婚 『立川文庫』におそわって 新しい母 波音のとまる瞬間の深さへ 病気もわるいとはかぎらない 悪い本ときめたがるのは 死の淵からもどった目にうつるものの美しさ 試験は誰のためにある? ゆれる大地、関東大震災 気のすすまぬ転校 流されたうわさ ツネさんの絵 あとがきにかえて 解説(鷲田清一) (出版社データーベースより) ―――――― 『生きることに○×はない』 戸井田 道三(著) 鷲田 清一(解説) 植田 真(イラスト) 新泉社 2022年7月
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春の城
¥5,060
島原の乱を描いた石牟礼道子の長編小説。戦だけでなく、そこまでに至る登場人物たちの穏やかな日常もまた小説の魅力であり、大きな主題であります。原城に籠城してからも力強い筆致で、戦を描き切っています。著者の代表作の一つです。 石牟礼道子 著 出版社:藤原書店
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不知火
¥2,420
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生きる意味
¥3,630
おじけづいてしまいそうなタイトルですが、晩年の対談で、思想家イリイチを知るための最良の本です。 対談の中で「いまをいきいきといきよう let's be alive」と述べていますが、産業社会への先駆的であり強烈な批判を繰り広げ、射程の長い思想を練り上げたイリイチの対談を読むと、この言葉も胸に深く印象づけられます。 ぜひ読んでほしい本です。 (ルリユール書店) ------ イバン・イリイチ 著 デイヴィッド・ケイリー 編 高島和哉 訳 四六上製 464頁 ISBN-13: 9784894344716 刊行日: 2005/9 イリイチ自身が初めて平明に語り下したその思想の集大成。 1960-70年代における現代産業社会への鋭い警鐘から、80年代以降、一転して「歴史」の仕事に沈潜したイリイチ。無力さに踏みとどまりながら、「今を生きる」ことへ――自らの仕事と思想の全てを初めて語り下ろした集大成の書。 目次 まえがき D・ケイリー 序 論 D・ケイリー 1 教育という神話 2 「開発」 批判と教会批判 3 「道具」 の哲学を求めて 4 医療と身体の歴史 5 稀少性と労働 6 ジェンダーとセックス 7 キリスト教の堕落 8 文字の文化からコンピューターの文化へ 9 「物質」 の歴史性 10 偽神と化した 「生命」 原 注 訳者あとがき 人名索引 イバン・イリイチ主要著作一覧
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生きる希望
¥3,960
帯にある「人々には「未来」などない、あるのは「希望」だけだ」という言葉が本を読んだ後に胸に響きます。 晩年の対談で、これまでのイリイチの著作がより深く知ることのできる構成になっています。 (ルリユール書店) ------ イバン・イリイチ 著 デイヴィッド・ケイリー 編 臼井隆一郎 訳 四六上製 416頁 ISBN-13: 9784894345492 刊行日: 2006/12 人びとに「未来」などない。あるのは「希望」だけだ。 「最善の堕落は最悪であるCorruptio optimi quae est pessima.」―― 教育・医療・交通など「善」から発したものが制度化し、自律を欠いた依存へと転化する歴史を通じて、キリスト教‐西欧‐近代の最深部に批判を向けつつ、尚そこに、「今・ここ」の生を回復する唯一の可能性を探る。 イリイチの思想の根底が示された最晩年の美しい結晶。 目次 序 文 チャールズ・テイラー まえがき デイヴィッド・ケイリー 序 論 デイヴィッド・ケイリー I 最善の堕落は最悪 1 福 音 2 神 秘 3 偶然性 1 神の掌中にある世界 4 偶然性 2 テクノロジーの起源 5 罪の犯罪化 6 怖 れ 7 福音とまなざし 8 健 康 9 均 衡 10 学 校 11 友 情 12 いかに死ぬかを知る サヴォナローラ最期の日々 13 システムの時代 14 結 び II 反 復 15 終末の始まり 16 良 心 17 至高の栄光 18 道具からシステムへ 19 身体化と脱身体化 20 コンスピラツィオ 21 分水嶺を越えて 22 無 償 性 原 注 訳者あとがき 人名索引
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翻訳文学紀行Ⅲ
¥990
SOLD OUT
世界の様々な言語で書かれた文学作品の中から、どうしても翻訳したい!という気持ちで選ばれた作品たちが収められています。 (目次は写真2枚目) 3号では、 ドイツ語文学、イタリア語文学、スウェーデン語文学、中国文学を収録。 まだ知らない世界へ、翻訳者という「旅人」が読者を誘います。 文庫本サイズで、各作品が読みやすい長さです。 それぞれの作品が持つ濃厚な世界が鮮烈に感じられます。 (ルリユール書店) ―――――― 『翻訳文学紀行Ⅲ』 ことばのたび社 2021年9月初版、2022年2月第2刷
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花たちのおしゃべり
¥1,540
SOLD OUT
フランス19世紀の文豪、ジョルジュ・サンドの晩年の作品です。 サンドはショパンや詩人のミュッセの恋人としても知られる小説家で、日本では『愛の妖精』などの田園小説が特に愛されてきました。 こちらの作品は、おばあさんが孫たちに語って聞かせたおとぎ話になっています。 野の花と風との会話に耳をすます少女や、魔性の木と伝えられるナラを隠れ家にして大きくなる少年のお話など、自然と人との交流が幻想的に描かれています。 サンドはベリーという、自然豊かなフランスの地方を舞台に作品を沢山書いています。 人が神秘や精霊たちを身近に感じ信じていた姿に触れると、心がのびやかになるようです。 (ルリユール書店) ------ 『花たちのおしゃべり』 ジョルジュ・サンド著 樋口仁枝 訳 蒔悦子 挿画 悠書館 四六変形判155ページ+カラー4ページ 2008年2月
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山の仲間たち
¥2,530
伝説の山の文芸誌「アルプ」に掲載されたエッセイや詩を集めたものです。 串田孫一、辻まこと、尾崎喜八、神沢利子、真壁仁、山本太郎など。 山登りを愛したドイツ文学者の池内紀の編集です。 (ルリユール書店) ------ 『山の仲間たち』 池内紀編 幻戯書房 2005年7月
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運河の家 人殺し
¥3,520
『運河の家 人殺し』 幻戯書房 ルリユール叢書 ジョルジュ・シムノン 森井 良=訳 瀬名秀明=解説 〈メグレ警視〉シリーズの作家が、人間であることの病いをどこまでも灰色に、〝イヤミス〟以上にほろ苦く描く——シムノン初期の、「純文学」志向の〈硬い小説〉の傑作2篇がついに本邦初訳で登場! シムノン研究家の顔をもつ小説家・瀨名秀明による、決定版シムノン「解説」を収録。 彼は疲れはて、眠りこんだが、激しい頭痛で目が覚めてしまった。強迫性のものだった。自らを取り巻くこの単調さ(グリザイユ)、空虚、無気力からどう抜け出したらいいかわからなかった。こうした生気のないところで、彼の人生は希薄になった空気中の炎のように燃えつきようとしていた。 判型 四六変上製 刊行年月 2022年4月
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ジャコメッティとともに
¥9,000
『ジャコメッティとともに』 矢内原伊作 筑摩書房 昭和45年6月31日 初版第5刷 函入 函に経年の日焼けやシミあり 小口に少し凹みあり 中の半分は書き込みはなく、良好
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ジャコメッティ エクリ
¥4,500
『ジャコメッティ エクリ』 矢内原伊作、宇佐美英治、吉田加南子訳 みすず書房 1999年4月15日 第2刷 帯付き 小口、見返しにシミ、昔の値付けの鉛筆の跡あり 半分は書き込みはなく、良好。作品の図版多数収録
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ジャコメッティ あるアプローチのために
¥1,000
『ジャコメッティ あるアプローチのために』 ジャック・デュパン 吉田加南子訳 現代思潮社 エートル叢書5 1999年10月25日 初版第1刷 帯破れ カバー擦れあり 最後のページにシミあり
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ルルドの群衆
¥2,000
J.K.ユイスマンス 田辺保訳 国書刊行会 1994年1月23日 初版第1刷 函入 函に若干へこみあり パラフィン紙破れあり 本文状態良好
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精神の対位法
¥1,200
粟津則雄 日本文芸社1994年11月7日 第1刷 帯とカバー、カバーと本文がそれぞれ一部糊付けされています。
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聖性の絵画 グリューネヴァルトをめぐって
¥1,200
粟津則雄 日本文芸社 1989年12月18日 第1刷 カバー、小口に全体的にやけ、シミあり